渋谷駅前のんべい横丁酒処「水車」
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第14回 二十歳の家出その2
 家を出てから、私の人生の自立が始まりました。

 行くあてがありませんでしたので、2日間くらい旅館に泊まって仕事場を探しました。終戦後の旅館は、バラック小屋のような建物ばかりでした。しっかりした作りではなく、部屋には鍵がないに等しく、恐れはありましたが、泊まらざるを得ませんでした。

 泊まった晩のこと、顔見知りの人に部屋に入られ、暴力的に襲われました。とても怖かったのを覚えています。当時、このようなことはよくあったと思います。私だけでなく、世の中の人みんなが大変なときでした。もっと怖い目に合った人もいたと思います。

 それでも、泣いてばかりはいられませんでした。襲われたことよりも、何が何でも生きなければいけない、という気持ちの方が強く、私は仕事を探しました。終戦後という状況がそうさせたのだと思います。みんなが必死で頑張っていた時代でした。

 縁あって翌日すぐに仕事が見つかり、ホッとしました。池袋の小料理屋さんです。ここは、池袋の西口にあった復興マーケットの中にありました。住み込みで働き、ここで4年ほどお世話になりました。

 人生は、一人ひとり違う生き方かと思いますが、家出をした私は、自立するしかありませんでした。私にとっての自立とは、誰にも助けてもらえない、自分で考えて自分で生きていく、ということでした。一生懸命働いて、運や縁を待つしかありませんでした。

 縁あって人と出会い、陰ながら支えてくれる人がいて、生きていけるのだと思います。
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